【跡地】球体関節人形の作り方 足編

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2021/11/8 跡地として一部編集して再掲します。

今回必要なもの

  1. 石塑粘土
  2. 木工ヤスリ(鬼目)
  3. 鉛筆
  4. スポンジヤスリなど自分の使いやすいヤスリ(180番くらいのもの)
  5. フェザーナイフ
  6. 人形に履かせたい靴(必要な人はどうぞ)
  7. ラップ(履かせたい靴を用意している人のみ)

造形の準備

履かせたいドール靴がある人はまず指を含めた全長サイズでおおまかに作って、乾燥させたら都度木工ヤスリで削って調整します。靴が汚れるのを避けるためにラップなどで包んで履かせてみましょう。足長はあっていても甲の高さや足幅があっていないと履けない事態に陥ります。塗装をすると多少(人によるので1mmくらいかなぁ)大きくなるのでその分の余裕をもたせた方が良いです。

靴下を履かせる場合はさらに小さく、ゆるいと感じるサイズ感にしましょう。リブ生地(畦(あぜ)編みという編み方により伸縮性のない繊維にも伸縮性を付与できるのでセーターなどのニット類や靴下などによく使用されています。ex.)スクールソックス、縦縞のセーターなど)の人間の靴下用の薄いものでも人形からすると結構厚みがあるので。。リブ生地の現物がある人は確認してみてください〜〜

今回作っているサイズだと、「1/3」と言われているサイズが違和感なく合う大きさかなと思います。靴も色々な会社から出ているため結構個体差があるので内寸などのサイズを確認しましょう。ドールオーナーに付いて回るアウトフィット問題。。選ぶ時間も楽しいんですけどね!靴の作り方記事は私の勉強が足りないので当分先の予定です。ごめんね。

あ!フィギュアみたいに靴を造形してしまうのも全然ありだと思います!用意するのが大変そうならそっちで!!

足をつくる

足の指を作ります。ぽろぽろ落ちてるのがそれですね。。大まかな太さと位置は画像の通りです。


1 作った指パーツを指の付け根あたりから押し付けると裏から見ても指っぽくなります。各項目ごとに言ってそうですが自分の足の観察は大事です。。だってタダで立体を観察できるし。。

2 第一関節から先をヘラなどで凹ませておきます。そういえば知らなかったのですが小指の第二関節ってある人とない人いるんですね。。私はない人です。


1 足の裏って骨や筋肉が入り組んでいるので結構複雑です。水色のところは削ったりしましょう。

2 足の指と爪の形色々バリエーション。色々あるので調べてみましょう!


1 彫った爪の形に合わせながら粘土を盛り、奥まっているところを同じくフェザーナイフで彫り込みます。

2 ちょっと赤色部分が極端な図ですが、各指の骨が集結する箇所(個人差ありますが大体足の真ん中あたり)は甲高になっているので粘土を盛っておきましょう。脚をカットしたのがくるぶし基準だったので、足首から足に切り替わる部分(青色の部分)を木工ヤスリなどで削って凹ませます。


自分の足の甲をチェックするとわかると思うのですが、親指の骨と人差し指の骨はお互いに寄り添おうとせず、親指が独立しています。人差し指〜小指まではそれぞれ足の甲に向かって集まろうとしています。

1 図が分かりづらくて申し訳ない。。平坦ではない。

2 画像左、血管を青い線で描いて見ました。人により血管の位置は当然違います。作りたい人は必要に応じて血管も粘土で作ってみてください。塗装時に表現するのでも勿論構いませんよ。粘土で造形するとちょっと生々しさとゴツゴツ感が出るので。人形の雰囲気に合わせましょう。

やすりで整える

スポンジヤスリなどで大まかにヤスって今回はこれにて完了です!細かいところは折りたたんだ紙やすり(2枚重なることでペラペラせず削りやすくなるのでオススメ)や棒ヤスリなど、自分の使いやすい物で整えましょう。

脚同様、反対側も対称になるように作ってみてくださいね!おつかれさまでした!

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